仕事の話

仕事効率化ツールを作りたくて、その制作をアウトソーシングすることにして、二回打ち合わせを行ったのだが、今日までこちらのやりたいこと、その他が伝わらず、モヤモヤが抜けきらないでいた。そんな中、今日その制作会社からあるエンジニアがやってきて打ち合わせをしてみたら、非常にスムーズに物事が進んで、晴れやかな気分になったという話をしたい。
さほど難易度の高いツール制作でもないとこちらは踏んでいたが、それまで担当者は、できるかどうかわからないの一点張りで、何ら解決策らしき方向性も提案してこず、どっちがお客さんかもわからず、話が前に進まず非常にやきもきさせられていたのだ。
そのエンジニアだが、一年ほど前、別のツールを作ってもらったところ、一生懸命やってもらい、とても使いやすいツールを作ってくれた人だったので、こちらから(だめもとで)指名してみたのだ。
わずか30分の打ち合わせであったが、「これならこちらの思いを実現してくれる」、とパーっと目の前が開けたのだ。他の言い方では、「それそれー!、まさに前から言い続けてたのはそれだよ、やっと伝わった」ということだろう。安堵と喜びが自分に去来した。

改めて、彼の良かった点をまとめると、次の3つということになると思う。
(1)クライアントの話を素直に聞く人柄(威圧感がなく、お願いがしやすい)
(2)仕事にとにかく具体性がある(次はサンプルを作って早々に持ってくる、スケジュールも明確、金額感もざっくり即答する、など)
(3)ビジネスに関する知識、教養の程度が高い(おかげでコミュニケーションがすんなり取れ、短時間でも実のある打ち合わせとなった。これは本当に久し振りだった)

良いメンバー、パートナーと仕事をするのは生産性があり、やり甲斐につながる。ここのところ、仲間やパートナーに頼らず孤軍奮闘で仕事をすることが多くなっていたので、改めて、良いメンバーとの出会いに感謝したい、大切にしたいと思えた、新しい元号が発表された1日での出来事だった。